米国で重視されるSCCR向上のポイント
2022年4月5日
今回は、ご要望の多い『米国大手企業で重視される「SCCR」について』のセミナーを実施いたします。
SCCRとは
SCCR(Short Circuit Current Rating)とは、「周囲に影響を及ぼさずにその製品に流すことができる限界の電流値」のことで、日本語では短絡電流定格と呼ばれます。
電源回路で短絡が起きた際は、ブレーカーなどが遮断するまでの一瞬の間に回路には膨大なエネルギーが発生します。
もし発火や爆発があれば大きな被害が出てしまうため、全ての電源回路機器について短絡電流に対する耐性を確認する必要があります。
短絡が起きた時に流れる電流は、工場の設備電源トランスや装置一次側電線の太さが大きい程多くなりますので、一般的に大規模工場では要求されるSCCRが大きくなりますが、米国は特にSCCR算出方法や表示義務が厳しいと言われております。
今回のセミナーではこのSCCRの求め方と、盤のSCCR向上のポイントをわかりやすく解説いたします。
弊社はこれまで数多くの制御盤の設計変更・製作の経験から、様々な規格の類似点や差異の確認、合理的なコストダウン、やってはいけないコストカット手法など、豊富な実績に基づき、全世界共通で必要な事項と、それぞれの国毎に異なる事項の要点をご説明いたします。
こんな方におすすめ!
米国向けの制御盤が必要な方
- 米国向けですべきことの全容を掴みたい方
- SCCRの要求があるが対応方法が分からない方
- 海外規格対応(UL・CE)を任されたが何をどこまで対応すればよいか分からない方
米国向けの制御盤が必要な方
- 65kA at 480V など、高いSCCRを要求されてコストアップが課題の方
- 限流ヒューズの原理や扱い方が分からない方
- 高いSCCRを達成するためのお勧めの部品を知りたい方
セミナーの要項
日時 | 2022年4月19日(火) 11:00-11:40 |
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方式 | ZOOMによるオンラインセミナー |
参加費 | 無料(事前登録制) |
対象者 | 機械類の電気設計担当者様向け |
定員 | 20名(応募多数の場合は先着順とさせて頂きます) |
締切 | 4月15日(金) |
申込 | 本ページ下部のお問い合わせフォームよりお申し込みください。 |
必要な環境
- ZOOMで視聴いただけるPCまたはタブレット・スマートフォン等
- 大きめのモニター及び安定したインターネット環境でのご参加を推奨いたします。
接続方法
- お申込みいただいた方へ、本セミナーに接続するためのZOOMのURLをお送りします。
- WEBブラウザでもご視聴いただけますがZOOMのデスクトップアプリをインストールの上、起動いただくことを推奨します。
- ご質問いただく場合以外は、ミュートにてご参加ください。
注意事項
- セミナー内容につきましては、社内回覧用であっても録画はご遠慮ください。
- オンラインセミナーという性質上、個別のご質問への回答が難しい場合がございます。個別のご相談事項については、別途ご連絡を頂きましてご対応させて頂きます。
- 日程・内容等は予告なしに変わる場合がございます。
- 本セミナーは機械装置メーカー様向けとなっており、同業者の方のご参加は承っておりません。