環境規制に対応したはんだ

2014年9月26日

これからの時代は、鉛フリーはんだへの対応が必須となります。

鉛フリーはんだを使用したはんだ付けのポイント

Before

欧州におけるRoHS指令等の環境規制に対応するには、鉛フリーはんだの使用が必須となります。

しかし、鉛フリーはんだは従来のはんだより融点が高いため、従来のはんだごてでは鉛フリーに対応する温度を保つことができません。

After

weller製 PU81 WSP80

温調式精密はんだごて、温度調整は150℃~450℃です。

鉛フリー対応はんだごてなので、熱に弱いワークにもダメージを与えず、確実にはんだ付けを行なうことができます。設定温度は380℃です。

SK-01

温調式精密はんだごて、温度調節は230℃~450℃です。

標準はんだ使用時の設定温度は320℃~370℃ですが、鉛フリーはんだを使っているため、設定温度は380℃となります。

HAKKO FG-100

こて先温度計です。温度調整付きのはんだごてを使用していますが、こて先温度計を使用して再度温度確認を行います。

ポイント

鉛フリーはんだ、温度調整式はんだごてを使用すること。

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