制御盤 安全設計
エルファイ
エルファイによる予知保全事例06
家具メーカー- #コンサルティング
- #設計
導入前の課題
木材の脱色工程での品質向上のための予知保全導入例。脱色槽に投入するためのホイストのフックが着床点で外れ、製品に色むらが発生していた。従来は巻き取りワイヤーの位置をリミットスイッチで検出していたが、位置ズレや腐食ガスにより検出ミスが頻繁に発生していた。
導入効果
ホイスト下降時の駆動モーターの負荷をエルファイ(記事作成時)により計測した結果、フックに負荷がかかっている場合、下降時の負荷は荷重により引き下げられる分軽くなっている(図1)ことが可視化でき、また木材の着床時には、引き下げ不可がなくなるためモーター負荷が増加することを検出できた。着床時の負荷変動を捕捉することで、ホイストの下降を停止し、フックの外れを未然に防止することができた。
制御盤安全設計
40年以上の制御盤事業の中で培った知見を元に、CE(欧州)、UL(米国)、JIS(日本)等の各国の規格を遵守した安全回路設計を実施いたします。各国の規格にしっかりと遵守するためには一定の知見と労力及びコストを要しますが、それにより安全性を担保するとともに訴訟リスクを最小限に抑えることに繋がります。
三笠精機の取り組み
- 安全回路の妥当性立証のための安全ブロック図やPL(パフォーマンスレベル)計算書の作成も対応いたします。
- 安全回路等の電気回路設計に加え、ISO12100(JIS B 9700)をはじめとした安全規格に則った機械側の安全性評価を独自に実施可能です。
- 認証機関で評価が行われる際に、評価に立ち会い、規格の解釈および機械構造の両面から最善の評価結果が得られるよう対応いたします。
- 装置メーカー様がリスク評価する場合のリスクアセスメントコンサルティングを実施いたします。
- ISO 14119に基づく安全機器選定とISO 13849-1に基づく安全回路設計に対応いたします。
制御盤安全設計 大辞典
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